つちだリポート 都市対抗2次予選

  鷺宮製作所に完敗 重信投手魔の5回 5失点

1 2 3 4 5 6 7 8 9
安  打 0 2 1 0 5 0 2 2 1 13
 鷺宮製作所 0 1 0 0 5 0 1 0 0 7
明治安田生命 2 0 0 0 0 0 0 0 0 2
安  打 3 1 0 0 0 0 0 1 2 7
  

 第84回都市対抗野球大会東京都代表決定戦の第一戦対鷺宮製作所戦は、5月23日さわやかな空の下、大田スタジアムで試合開始となった。

 1回裏、2番米丸・3番
島田(新人)と連打、続く4番加藤がレフト線に2点タイムリー2塁打で幸先の良いスタート。

春季大会で抑えられた鷺宮製作所の先発藤丸投手を2回でKOするも、打撃陣が2番手高山投手に以後7回までノーヒットと完全に抑え込まれる。

 2回表に先発重信投手は1点取られるも、以後我慢の投球で3・4回を無得点に抑えたが、魔の5回に掴まった。この回1死1塁から1番・2番・3番と3連打で同点そして逆転され、続く4番に3ランホームランを打たれこの回5点を献上、勝敗の分岐点となってしまった。

 この回の重信投手はすべて投手有利のカントから勝負球が高めに浮き痛打された。従来重信投手は間をおいて丁寧に低めのボールで打取るスタイルだが、今日の投球は粘りがなく且つコントロールが甘く誠に残念な魔の5回になってしまった。

 投手陣は低めのコントロールを重視して以後の試合に望んで欲しい。

 打撃陣も2番手高山投手に対してただ打つから打席での工夫が足りない。豪速球のボールでもないにも関わらずバットを折られる場面が多く見られた。確かに伸びのあるストレートとスライターが決まっていたのも事実であるがやはり工夫が足りなかった。

第一代表の座は他のチームに譲ったが残る代表枠はまだ3つ残っている。

 頑張れ選手諸君、明治安田生命の全役職員と友和会の4万余のファンが君たちの活躍を信じ東京ドームで応援することを心待ちにしていることを知って欲しい。

                                            土田 唯雄

  4番加藤選手のタイムリーで2点目のホームを踏む島田選手   ブラスバンドも入って賑やかな応援団

 
  金髪のお女性も熱心に応援